【筋トレ】ミッドセクションって何?腹筋と何が違うのか徹底解説!

 

「ミッドセクション(ミドルセクション)って何?」

筋トレをしていると、たびたび「ミッドセクション」と言う言葉が出てくる。

しかし、この「ミッドセクション」がなんなのかイマイチよくわからない人も多いだろう。

と言うことで今回は「ミッドセクション(ミドルセクション)」について徹底的に解説する!

 

ミッドセクションとは?

ミッドセクション(ミドルセクション)は腹筋やウエスト周りの部位の総称。

おもに、腹直筋・腹斜筋のことを言う。
(前鋸筋などが入るケースもある)

ボディビルやフィジークといった競技においてとても大切な部位であり、ミッドセクションが勝負を分けることも珍しくない。

そのため、多くの選手はミッドセクションを重要視しており、かなり入念にトレーニングをしている。

 

ミッドセクションの審査方法

では、一体どんなミッドセクションだと評価が高くなるのだろうか?

ここでわかりやすく紹介していこう!

ミッドセクションの基本的な評価項目は以下の5つだ。

  • 太さ
  • 溝の深さ
  • 皮膚の吸い付き
  • バランス

これらの項目で評価が分かれる。

(オフィシャルになっているわけではないが、今までの傾向的にこの5つになる)

 

太さ

ボディコンテストにおいては、どんなカテゴリでもミッドセクションは細い方が評価が高くなる傾向にある。

ミッドセクション(ウエスト)が細い方が大胸筋や広背筋と言った胸周りの筋肉が映えるからだ。

そのため、トップ選手はより細くなるように、トレーニングしている。

POINT

ミッドセクションはひたすらトレーニングをすれば細くなるわけではなく、やりかたによっては太くなってしまうため、鍛え方が難しい。

トレーニングのやり方を間違えて太くなってしまった人も多い。

 

 

溝の深さ

腹筋の大きさ、溝の深さが大切。

とくにステージ上では強いライトが照らされ、溝が消えやすい。

かなりボコボコにしてようやくちょうど良いくらいになる。

POINT

まれにどんなにトレーニングをしても腹筋が割れない人もいる。

そういった人は評価が低くなってしまう。

 

皮膚の吸い付き

皮膚の吸い付きは、体脂肪率の低さで決まる。

というのも、脂肪が皮膚と筋肉の間にあるため、脂肪がなくなれば、皮膚が筋肉に吸い付いているように見える。

この吸い付きが強くなると筋肉の凹凸感が出て血管が浮き出てくるため、評価が上がる。

 

ミッドセクションの形が悪いと評価が下がる。

公式には言われていないが、腹直筋の溝が左右でずれていたりすると減点になりうる。

POINT

腹直筋の溝のズレはトレーニングで治すことはできない。

 

バランス

ミッドセクションはおもに、腹直筋・腹斜筋の2つがある。

この2つのバランスが悪く、腹直筋は強いけど腹斜筋が弱い。

「腹斜筋は強いけど腹直筋は弱い」となると評価は下がってしまう。

さらに胸や肩、背中などの筋肉に比べて明らかに腹筋が弱かったり、明らかに強かったりするのはNGだ。

POINT

どんな場合も腹筋に目が行き過ぎてしまうようなカラダはNG。

あくまでも腹筋は胸周りや脚周りが映えるようにするための存在でなくてはいけない。

 

ミッドセクションの鍛え方

ミッドセクションの鍛え方は部位によって変わる。

そのため、部位別に鍛え方を見ていこう。

 

真ん中(腹直筋)

ミッドセクションの真ん中(腹直筋)を鍛える方法はいくつかあるが、主なやり方は2つ。

 

・クランチ系

まずひとつ目はクランチ系のトレーニング。

これはいわゆる上体起こし、ふつうの腹筋だ。

上半身を丸めることでしっかりと腹直筋の上部を鍛えていく。

 

・レッグレイズ系

そしてもうひとつがレッグレイズ系のトレーニング。

その名の通り、脚を上げるようなトレーニングで、下腹部に効かせることができる。

 

脇腹(腹斜筋)

脇腹を鍛える方法もおもに2つある。

 

・ツイスト系

ひとつが体をひねるようにして腹筋を鍛えるツイスト系のトレーニング。

脇腹を鍛えるには体をひねるような種目が1番良い。

ツイストクランチやロシアンツイストなどは、脇腹を鍛えるのにかなり良い種目だ。

 

・サイドクランチ系

もうひとつがサイドクランチ系のトレーニング。

横向きに倒れた状態から横方向に体を起こすため、脇腹(腹斜筋)をしっかりと鍛えることができる。

 

ミッドセクションは超重要!

ミッドセクションは見た目を良くしていく上ではとても重要。

とくにコンテストとなってくると超大切なのだ。

今後コンテストを見る際は、今回紹介したミッドセクションについての審査方法を頭に入れながら見てほしい!

 

文・編集:月刊 MEN’s PHYSIQUE 編集部 (@gekkan_mensphysique)

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