【保存版】トレーナースクールに通わない方が良い理由5選!

これからパーソナルトレーナーになりたいと思っている人、もっとトレーニングの知識をつけたいと思っている人でトレーナースクールに通おうかなと思ってる人は多いと思う。

でも「本当にトレーナースクールに通った方が良いのかわからない。」というのが本音だろう。

そんなあなたに今回は「トレーナースクールに通う必要はない」ということをご紹介しよう。



トレーナースクールってなに?

そもそもトレーナースクールというのは、機能解剖学や栄養学、運動生理学について学んだり、実際にお客様にトレーニングを教えるような形(実践形式)での学習ができる場所となっている。

そのため、トレーナーとして活動していくのが不安な人やトレーナーとしてレベルアップしたい人が数多く通っているのだ。

 

なぜトレーナースクールが必要ない?

しかしトレーナースクールはトレーナーをする上で絶対に「必要」とは言えない。

それはなぜか。

理由は主に5つある。

  1. 最低限の知識しかつかない(独学で良い)
  2. スクールに行っても別にトレーナーとして売れない。
  3. 未経験でもトレーナーは始められる
  4. ジムに就職したら同じレベルの研修を受けられる
  5. コスパがあまり良くない

ではこの5つについて詳しく紹介していこう。

 

1, 最低限の知識しかつかない(独学で良い)

多くのトレーナースクールでは基本的な知識をつけることができるが、正直なところお金を出してまで学ぶ内容ではなかったりする。

というのも、基礎的な知識であれば独学でも十分に身につけることができるからだ。

インターネットの発達によってオンラインで様々な専門知識が手に入る現代においては、わざわざお金をかけなくても無料でアクセスできる質の高いリソースがたくさんある。

さらにスクールという決まった時間にわざわざ行く必要もなく、自分のペースで学習を進めることができる。

 

がんそん編集長
がんそん編集長
僕もモデルさんや女優さん、歌手の方などたくさんの芸能人とトレーニングをしてきましたが、スクールなどには通っていませんでした!



2. スクールに行っても別にトレーナーとして売れない

よく勘違いしている人がいるが、トレーナースクールを卒業したからといってトレーナーとして成功するとは限らない。

むしろスクールに行ったにも関わらず、トレーナーとして成功せずに他の業界に転職した人も山ほどいる。

実際、トレーナーとしての成功は知識や技能だけでなく、ブランディングスキルやマーケティングスキル、コミュニケーション能力や高品質サービスを提供する能力など、多方面のスキルが求められ、これのどれかが欠如しているとまったく売れない。

そして、これらのスキルは実際の現場での経験や自己学習によって磨かれることが多いため、スクールに行ってどうこうなる問題度はないのだ。

POINT

スクールの講師の多くは「もう現場で活躍していないトレーナー」もしくは「クライアントがいないから教育に回されたトレーナー」だ。

多くの場合、現役の人気トレーナーから学べるわけではないため覚えておいた方が良い。

 

3. 未経験でもトレーナーは始められる

トレーナーというのは何か資格が必要なわけではなく、すぐにでも始められる職業だ。

そのため未経験からスタートすることができる。

実際、未経験からトレーナーを始めて成功している例も多い。

むしろ「未経験からでも始める」というくらい行動力ある人の方が「しっかり準備をしてコツコツやる」という人より成功する。

ただ、これは知識がいらないということではない。

大切なのは自分で勉強し基本的な知識を身につけつつ、現場に早く出てたくさんの経験を積むこと。

その結果、顧客に対して安全で効果的かつ、楽しくトレーニング指導ができるようになるのだ。

そのため、自分で勉強し続けること、そして実務経験をたくさん積むことこそがスクールに通うこと以上に大切になのである。



4. ジムに就職したら同じレベルの研修を受けられる

多くのパーソナルジムでは、新入社員に対して基本的なトレーニングの知識や食事の知識、コミュニケーションに関する研修を行なっている。

研修内容としてはトレーナースクールで学ぶことと同じレベルなことが多く、ジムによってはそれに加えてより実践的な内容を学べることもある。

たしかにスクールの方がより深いところまで学べるケースもあるが、教えてくれるトレーナーのレベル自体はほとんど同じだからまったく問題ない。

もしわからないこと、もっと詳しく知りたいことがあれば聞けば教えてくれるだろう。

POINT

知識や資格がないとトレーナーとして就職できない思っている人が多いが、実際はそんなことはない。

トレーナーの採用試験では、知識や資格よりコミュニケーション能力や人柄の方が重要視されるため、そこを磨いた方が良いだろう。

 

ジムの研修の方が売れるトレーナーになれる?

そもそも、トレーナースクールとジムの新人研修では内容が少し異なる。

トレーナースクールはトレーナーとしての基礎知識をつけるのに対して、ジムの新人研修は基礎知識にプラス、売れるためにはどうするのかという実践的なことも教えてもらえる。

もしトレーナーとして成功したいのであれば、パーソナルジムの新人研修をしっかりと受け、その上で研修担当のトレーナーの指導のもと知識をつけていくのが良いだろう。



5. コスパがあまり良くない

トレーナースクールは高額な学費がかかる。

しかし、その投資に見合うだけの価値があるかは微妙なところだ。

基礎知識に関してはパーソナルジムでも学べるし、独学でも学べることを考慮するとスクールが1番良いとは言い切れない。

さらに実務経験から得られる知識・技能も考慮すると、スクールへ行くお金がむしろもったいないような気もする。

そう考えると、トレーナースクールではなくジムに就職をして研修を受けるか、独学で勉強をするかの方が良いだろう。

 

売れているトレーナーから直接学んだ方が良い!?

あとは、ジムで活動している売れているトレーナーのパーソナルを受けて直接学ぶのもアリだ。

その理由はいくつかある。



理由1:実践的な知識と技術が習得できる

売れているトレーナーからパーソナルトレーニングを受けることは、より実践的な知識やテクニックを学べる良い機会になる。

彼らは現場でつちかった経験やノウハウを持っており、それらは教科書やスクールでは得られない貴重なものだったりする。

人気のトレーナーには人気になった理由が必ずあるから、直接学ぶというのはとても良いだろう。

 

理由2:個別のフィードバックと指導がある

人気のトレーナーに直接教わることで、自分が得意としている分野や弱点としている分野、トレーナーとして足りない点などについて具体的なフィードバックを受けることができる。

これにより、トレーナーとしてのトレーニング方法や指導スタイルを確立することができ、より効果的に成長することが可能になる。



理由3:人脈構築とキャリア構築ができる

経験豊富な人気トレーナーと関係を築いておくことは人脈を広げる良い機会にもなる。

人気のトレーナーはほとんどの場合、フィットネス業界内で多くのつながりや情報を持っているため、トレーナーとしてキャリア構築する上でプラスに働くだろう。

 

がんそん編集長
がんそん編集長
自分が入りたいと思ってるジムを紹介してくれることもあるので、人気のトレーナーとの接点はとても大切です!

 

理由4:モチベーションが上がる

高いレベルのトレーナーから直接学ぶことはモチベーション向上にとても効果的。

彼らは仕事に対して「ひたむきに努力する姿勢」と「燃えるような高い情熱」を持ち合わせている。

そのため、彼らの経験談や成功事例を聞くと自分自身も「トレーナーとして頑張ろう」という意思が強まるはずだ。

 

がんそん編集長
がんそん編集長
自分がどんなトレーナーになりたいのか、トレーナーになってどんなことをしたいのか、その答えが見つかるかもしれません!



結論:スクールは行かなくても良い

ということで、トレーナースクールには行かなくても良いというのが結論。

とはいえ、1人では勉強できないという人や1つ1つ教科書を学ぶようにしっかりと詳しく学びたいという人は行くのも良いだろう。

ただし、変なスクールを選べばコスパが悪いどころかお金の無駄遣いになる可能性もあるため、比較検討をしながら慎重に選んでいこう。

どのスクールが良いかわからないという人は、やはり一度プロのトレーナーに相談するのが良いだろう。

良いトレーナーになれるのを期待している。

 

文・編集:月刊 MEN’s PHYSIQUE 編集部 (@gekkan_mensphysique)

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