みなさんこんにちは!トレーナーの岩村です。
今回は、売れるトレーナーになるためにすべきことを細かく紹介していきます。
僕が今までパーソナルトレーナーとして活動してきた中で重要だと感じたことを余すことなくすべて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
岩村正也
いわむらせいや
・芸能人専属トレーナー
・月刊 MEN’s PHYSIQUE 創設者・編集長
・全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会公認フィットネストレーナー| 元 adidas トレーナー
モデルや俳優・歌手など、数多くの芸能人を指導する人気トレーナー。
月間売上は200万円を超える。
クライアント数があまりに多く予約が取れなくなってしまったため、現在は新規クライアントを受け付けていない。
売れるトレーナーになるために、、
まず、売れるトレーナーになるためにすべきことが大きく4つあります。
- お客さまに憧れられる身体になる
- 専門的な知識を持つ
- 効果的な売り出しをする(新規獲得の方法)
- 既存顧客に継続してもらう
すごく当たり前かもしれませんが、この4つをしっかりとやっていかないと絶対にトレーナーとして成功することはできません。
なので今回はこの4つについて、僕が持っている知識をすべてを持って紹介していきます。
トレーナーとして最低限欲しいもの
ここで挙げた4つのうち「憧れられる身体になる」と「専門的な知識を持つ」は、最低限絶対に欲しいところです。
この2つをまったく持っていないトレーナーは、売れる以前にトレーナーと名乗ることさえ許されません。
正直な話、僕が今までトレーナーとして活動してきた中で、この2つをもっていない方もいらっしゃいました。
ですが、そのような方で売れている方は誰1人としていませんでした。当たり前ですが…(笑)。
この2つはクライアントとの信頼につながります。
どんなに知識があったとしても太ったトレーナーにダイエットは教わりたくありませんし、どんなにスタイルが良くても筋肉の名前をほとんど知らないようなトレーナーにトレーニングを教わりたくはありませんよね。
なので、まずはカッコ良い身体と専門的な知識の2つを手に入れましょう。
それぞれどの程度まで必要なのかでいいますと、
「憧れられる身体」
- 一般人よりも良いカラダ。(銭湯に行った時に自信を持てるくらい笑)
- お手本となるような綺麗なフォーム。(運動のフォームを綺麗に見せられる)
「専門的な知識」
- 聞かれたことに答えられる(基本的な質問に答えられればOK)
- NSCA、JATI、NESTAに合格するくらいの知識
これだけあれば十分です。
こうなれば、下の「効果的な売り出し」「既存顧客に継続してもらう」という2つが重要になってきます。
そしてこの2つこそが売れるトレーナーになれるかどうかを分けるポイントになるのです。
売れるかどうかを分けるポイント
ここまで紹介したことは、トレーナーとして最低限持っていて欲しいもの。
言ってしまえば「トレーナーとして持っていて当たり前」のものです。
しかし、ここからは「トレーナーとして売れるかどうかのポイント」になります。
- 効果的な売り出し方法(新規獲得の方法)
- 既存顧客に継続してもらう方法
この2つができればトレーナーとして成功していきますし、持っていなければトレーナーとして成功していくのは難しいでしょう。
正直なところ、あまり教えたくはありません(笑)。
教えることによって僕の強豪が増えてしまいますから(笑)。
しかし!
フィットネス業界でトレーナーとして活躍したいという人の想いを踏みにじるわけにはいきませんので、余すことなくすべて伝授します。
それではいきましょう!
効果的な売り出し方(新規獲得の方法)
はじめに新規を獲得するための方法について解説します。
本当に細かく解説するので、これからトレーナーとして活動していく方、もっとトレーナーとして活躍していきたい方は必見です。
どんな場所(地域)で活動するべき?
おすすめは人の多い地域
トレーナーとして活躍するためにまず大切になるのが、どんな場所で活動をしていくかということ。
僕は東京と横浜で活動をしてきましたが、基本的には人の集まる場所で行うべきです。
関東であれば都内や横浜周辺、関西であれば大阪・神戸、九州であれば福岡というように、人の多いところで活動するのが良いでしょう。
そもそも人がいなければ、クライアントを獲得することはできません。
そのため、ある程度人の集まるような場所を拠点にするべきなのです。
パーソナルジムとフィットネスクラブはどっちにすべき?
まずはパーソナルジムから!
パーソナルトレーナーとして活動し始めた際の弱みとして、「実績の少なさ」が挙げられます。
しかしこれは仕方のないことです。はじめから実績のあるトレーナーなど存在しませんので。
大切なのは、実績をいかに早く積んでいくかということ。
早く実績を積めば、その分早く「実績が少ない」というハンデを埋めることができます。
ではここで、パーソナルジムとフィットネスクラブのメリット・デメリットを見て見ましょう。
「パーソナルジム」
【メリット】
・集客をジムが行なっているため、自分で集客する必要がない。
・入社後数週間でたくさんのクライアントの指導をすることが可能。
・初心者歓迎のジムも多い。
【デメリット】
・ジムの運営費用がかかるため、給与は客単価の半分以下しかもらえない。
・自分のやり方ではなく、ジムのやり方に合わせて指導を行なう必要がある。
「フィットネスクラブ」
【メリット】
・給与が客単価の60〜80%もらえる。
・自分のやり方で指導できる。
【デメリット】
・集客をイチから自分で行わなくてはいけない。
・初心者ではパーソナルトレーナーとしての仕事はほとんどない。
このことから、まずはたくさんのクライアントを指導することができるパーソナルジムで活動し、実績を積みましょう。
自分でゼロから集客できると考えてしまう人がいますが、それはかなり難しいです。
ほとんど無理と考えておいた方が良いでしょう。
実績のない初心者トレーナーにお金を払う人はいませんので、まずは実績を積むことを最優先です。
雇用形態としては、必ず直接雇用を選んでください。
業務委託は、利益率が低いことから多くのパーソナルジムではセッションをさせてくれません。
正社員やアルバイトであれば早い段階でクライアントをたくさん抱えることができるほか、無料で研修が受けられたりもします。
なので必ず直接雇用にしましょう。
その後フィットネスクラブへ
パーソナルジムで1年ほど勤務すると最低限の実績ができます。
そうなったら今度はフィットネスクラブへ行き、個人で活動を始めましょう。
フィットネスクラブは上で説明した通りセッションに対するフィー(給与)がかなり高く、売り上げが伸びていくと8割が手元に入るようになります。
フィットネスクラブのパーソナルトレーナーの1時間の料金は平均すると6,000円程度なので、8割となれば4,800円。
パーソナルジムの場合は1セッションあたりのフィー(給与)が平均1,500〜3,500円になるので、ある程度個人でもやっていけると感じたらフィットネスクラブへと活動の場を移していくのが良いでしょう。
ただし、先ほど申し上げた通りフィットネスクラブでは集客がとても大変です。
1ヶ月あたり1万円ほどでジムに来ている会員さんに、「1時間6,000円でパーソナルトレーニングをしましょう」というのはなかなかハードルが高いですから。
とはいえ、決して不可能ではありません。
やり方さえ間違えなければ、クライアントを獲得することができます!
そのやり方を紹介しましょう。
(本当に教えたくありませんが、、)
フィットネスクラブで新規獲得する方法
その1:郊外のフィットネスクラブを選ぼう!
どこのフィットネスクラブを拠点にしようか考えるときに都心のジムを選ぼうとするトレーナーが多いですが、それはおすすめできません。
都心部のフィットネスクラブは高い実績を積んでいるトレーナーが多く、競争率がとても高いので選ばれない可能性が高くなります。
そもそも都心部にはパーソナルジムが数多く存在し、パーソナルトレーニングを受けたい方はパーソナルジムに行ってしまうことが多いので、あまり顧客獲得は期待できないでしょう。
都心部のジムに来ている人は自立している人が多いので、自分でトレーニングをするという人が多いのも実情です…。
その点、郊外であれば実績のあるトレーナーが比較的少なく、パーソナルジムで芸能人を何人か見ていたと言う実績がかなり有効に働きます。
スタッフさんと会員さんとの距離感も近いので、トレーナーとしてやっていくにはおすすめです!
コンテストに出ているトレーナーも少なく、高い成績を残していなくても出場しているだけで実績として書けるのもメリットですね!
都心から電車で20分〜1時間くらいの距離がベストです。
その2:スタッフさんと仲良くなろう!
総合型フィットネスクラブではスタッフさんが味方についてくれた場合、とても売り上げが上がりやすくなります。
というのもスタッフさんと会員さんとの距離が近い分、「スタッフさんがおすすめするなら…」という形でパーソナルを始める会員さん多いからです。
(郊外は本当に多いです!)
だからこそスタッフさんと仲良くなり、通っている会員さんにおすすめをしてもらえるようにしましょう。
フィットネスクラブで売上を上げるために大切なのはほとんどここだと言っても過言ではありません。
かくいう僕も、スタッフさんからの紹介でクライアントを獲得したケースはとても多かったです。
その度に、紹介してくれたスタッフさんをご飯に連れて行ったりして、また紹介してもらえるようにしていました。(言ってしまえば接待です。笑)
ちなみに、フィットネスクラブは”総合型”と呼ばれる「スタジオレッスン」のあるジムがおすすめです。
スタジオレッスンがあるクラブだとスタッフさんと会員さんの距離が近く、よりおすすめしてもらいやすかったりします。
会員さんも明るい方が多いので、話をきてもらいやすかったりもします。
この2つをしっかりとできれば、トレーナーとして稼いでいくことができるでしょう。
顧客に長く続けてもらう方法
今抱えているクライアントは、いついなくなるかわかりません。
少しでも嫌なことがあったり何か合わないことが出てくれば、すぐに辞めてしまうでしょう。
そうなってしまっては、せっかく効果的な売り出し方をして獲得したクライアントを失うことになってしまいます。
(「穴の空いたバケツに水を注ぐ」と言うのはまさにこのこと。)
それを防ぐために、今抱えているクライアントには続けていただかなくてはいけません。
その方法は次の記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
(長くなり過ぎてしまったので、次の記事になります!すみません…泣。)
▼顧客に長続けてもらう方法
文・著者:岩村正也 / がんそん(@gunson_fit)
編集:月刊 MEN’s PHYSIQUE 編集部 (@gekkan_mensphysique)
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