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2024年8月25日。
今年もこの日がやってきた。
ボディコンテストファン待望の大会。
その名も、
VEATM Presents Tokyo Pro Super Show
去年の初プロ戦に続いて、今年もFWJの公式サイトにて、東京でプロ戦が開かれることが発表された。
ご存知の通り、この大会で優勝をするとオリンピアへの出場権が与えられる。
去年のTokyo Pro Super Show(以下、東京プロという)では、オリンピアへの出場権をかけて大人気の日本人プロ選手が激突し、大いに盛り上がった。
そしてその激闘を制したのは、ジョーベン選手だった。
では今年は一体誰が激闘を制するのか。
今回も、前回大会同様に堂々たる面々が出場を表明しているため、1人ずつ紹介していこう。
1, 金子駿
まず1人目に紹介するのは、大人気筋肉ユーチューバー「カネキン」こと金子駿選手。
フィットネス界で最も有名な人物の1人だ。
筋トレをしている人でこの人を知らない人などいないだろう。
2年前の東京プロ(2022)では見事に優勝し、今現在日本でもっとも良い成績を残している選手。
フィジーク日本一の選手だ。
彼は昨年末からコーチを変え、今年はいつも以上に気合が入っている。
昨年の悔しさを力に今年の東京プロは本気で勝ちにくるだろう。
そんな彼の特徴はバランスの良いカラダ。
サイズが少し足りないのが弱点と言われていたがそれも克服されつつある。
そんな彼がどのようなステージングを見せてくれるのか、楽しみだ。
Instagram:@kanekinfitness
カネキンが東京プロに出ないことを表明!?
7/9にカネキン選手が東京プロに出ないことを表明したが、その後の7/19にその発言を撤回している。
出場を辞退した理由にはチャイナプロの成績が低かったことなどがあったが、これに対して小池(JIN)選手や佐藤正悟選手らが猛批判。
出場しないなんてあり得ない、メンタル弱すぎといった声が上がっていた。
その数日後、カネキン選手は友人である真子選手から電話で「一緒に東京プロに出ませんか?」と誘われ出場することを決意したとのことだった。
2, 小池友仁
続いて紹介するのは、こちらも大人気ユーチューバーでフィットネス界で知らぬ人はいないほどの有名選手、「JIN」こと小池友仁選手。
筋トレ系YouTube黎明期からYouTuberとして活動しており、現在に至るまでフィットネス界を盛り上げてきた。
そんな小池選手は、同じ時期からYouTuberとして活動しているカネキンとの比較をされることも多く、今回の大会では2人がどんな戦いをするのか注目されている。
前回大会ではセカンドコールという悔しい結果に終わってしまったため、雪辱を晴らすために今回の大会では必ず上位に食い込んでくるだろう。
小池選手の今の目標は、「オリンピアに出場して優勝をすること」で、今大会に出場するのはその目標への第一歩。
まずはカネキンを倒すところから始まりそうだ。
そして、彼の強みは、なんと言っても「胸の厚み」と「筋肉の大きさ」。
最近では、弱点だった背中も克服してきているため、その怪物的な彼の胸の厚みとウエストのシェイプはメンズフィジークのレジェンド、”ジェレミーブエンディア”を彷彿とさせる。
youtubeの中でも小池選手は「コンディションはオフなのに過去一良い」と語っているため、ステージ上でどんな肉体を披露してくれるのかがとても楽しみだ。
Instagram:@jin.xeno
3, 湯浅幸大
続いては「キング湯浅」こと湯浅幸広選手。
彼は2021年、小池選手や廣川選手、佐藤選手など強豪ぞろいの東京プロを制しており、オリンピアに唯一出場した日本人。
日本で最も強い選手の1人となっている。
今回、彼はクラシックフィジーク部門での出場予定だ。
そんな彼の特徴は、「サイズ」「アウトライン」「カット」そのすべてが最上級であること。そして、何よりバランスが良く弱点がない。
さすがは前回大会の覇者だ。
そしてもう一つ。
彼は自分の体のこと誰よりもわかっている。
それゆえに、ポージングがとても上手い。
身長としては他の選手と比べても低い部類に入るが、自分を大きく見せるポージングが得意なため、ステージではかなり大きく見える。
肩幅もかなり広く見えるし、ウエストのVシェイプやアウトラインもかなり強調されるポージングができているため、他の選手と比べても一際目立つステージングを見せてくれる。
前回大会の覇者、湯浅選手が今年はどんなステージングを見せてくれるのか今から楽しみだ。
Instagram:@kingyuasa
4, 田口純平
こちらも日本人で最も早くIFBBPROになった男「田口純平」選手。
彼も4月29日にInstagramにて、正式にオリンピアクオリファイに出場することを発表した。
近年は体のサイズは一回り大きくなり、弱みであった「サイズ」がもうほとんどクリアできてきている。
ここからさらに大きくしてくると考えると、今回の彼の体はとんでも無いものになるかもしれない。
そんな彼の強みは「フロント」。
大胸筋をはじめとするフロントの筋肉が他の部位よりも発達しており、また腹直筋の形もとても美しいため、フロントポーズでの評価がかなり高い。
フィジークにおいてフロントの評価はかなり大きいため、田口選手は高い成績を残すだろう。
そして何よりも田口選手はまだ若い。
若さゆえの大きな成長が今大会でも見られるのが楽しみだ。
そしてイケメンすぎるのだ。
Instagram:@junpei_taguchi_ifbbpro
5, 佐藤正悟
2020年、エドワード加藤選手、廣川翔一選手、石本ファルーク選手など名だたる日本人選手が出場する中、見事オーバーオールで優勝しプロカードを取得した「佐藤正悟」選手。
彼も東京プロに出場することを発表した。
彼自身、もう40歳を超えており決して若くはない。
しかし40代とは思えない力強い体、そして若い選手にはないオトナの余裕とカッコよさがステージ上によく現れる魅力ある選手だ。
彼の強みはなんと言っても、バランス良いカラダである。
2020年のプロクオリファイでは、他の選手のカラダもかなり力強くオーバーオールに出場した選手、佐藤選手のバランスの良いカラダが高く評価され優勝。
この大会を観戦に来ていた金子選手をはじめとする多くの選手が口を揃えて「佐藤選手はバランスが良かった。弱みのないカラダだった。」と話している。
近年では、海外の大会で準優勝などしておりその実力は折り紙つき。
2014年のベストボディから活躍を続け、ここまで数々のタイトルを獲得してきた佐藤選手の「非の打ちどころのないカラダ」が今回どのような進化をみせ、またどのような評価を受けるのか今から楽しみだ。
Instagram:@shogosato1231
6, エドワード加藤
まだ記憶に新しい、2021年5月22日に開催された”EVOLGEAR HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC”で優勝しプロカードを取得したエドワード加藤選手。
そんな彼も自身のインスタグラムにてオリンピアクオリファイに出場することを表明した。
エドワード加藤選手は、トレーニーから絶大な支持を集めるフィットネスアパレルブランド”LÝFT”をプロデュースしており、自身もフィットネスモデルとして活躍していることからフィットネス界ではかなり有名。
そんなエドワード選手の強みはなんと言っても「三角筋」と「アウトライン」、そして「究極の絞り」である。
自身でも強みは肩とアウトライン、そして絞りだと話しているため、そこをいかにアピールできるかが勝負になってくるだろう。
しかし、長年の弱みであった「ミッドセクション(腹筋)」そして「胸の厚み」も近年急激に成長していることから、今大会でもかなりの成績を挙げることが予想できる。
「肩」と「アウトライン」と「絞り」だけでなく、弱点であった「ミッドセクション」と「胸の厚み」を克服したエドワード選手は、当日どんなステージングを見せてくれるのだろうか。
Instagram:@edward_kato_fitness_jp
7, 寺島遼
寺島遼はJBBFのメンズフィジークの絶対王者。
圧倒的すぎる実力でJBBFでは負け知らずだったのだが、ライバルがおらず物足りなくなった彼は更なる強敵を求め2022年にFWJへの移籍を表明。
それから約半年でIFBB PROになり、昨年の東京プロでは第4位に入賞したとんでもない人物だ。
そんな彼は「アジアの黒豹(くろひょう)」と呼ばれており、まるで豹のようなしなやかで美しいポージングを見せてくれる選手である。
彼の強みは「究極の絞り」と「究極のバランス」。
絞りにおいては誰も彼の横には立てないだろう。
筋肉はカネキン選手のような美しいバランスを持っているため、今後フィジークで高い成績を残していく可能性も大いにある。
そんな寺島選手が今大会でどんな体を見せてくれるのか、気になるところだ。
Instagram:@ryo_fitness_jp
7, 真子心太郎
まだ記憶に新しい、2023年にプロカードを獲得した真子心太郎(まなごしんたろう)選手。
当時彼は、現在日本人トップフィジーカーと名高い上里選手に勝利し見事優勝した。
今の所彼に勝ったことのある唯一の選手である。
そんな彼の強みはなんと言ってもその分厚さ。
他の選手に比べて胸周りの分厚さがあり、ひとつひとつの筋肉の丸みがとてつもない。
ボコボコ感がとてもあり、他の選手にはない魅力的な体になっている。
アウトラインが弱みではあったが、今回の大会ではどこまで体が改善されているかが楽しみでしょうがない。
そして何よりも彼はイケメンだ。
ベビーフェイスイケメン。
フィジーク界の大谷翔平。
今回、彼はどんな活躍を見せてくれるのだろうか?
Instagram:@ryo_fitness_jp
優勝は誰の手に?
今大会はまだオリンピアへの切符を手にしていない日本人選手のほとんどが集まるだろう。
ここで勝ったら日本人トップのフィジーカー…とはならないものの間違いなく日本人屈指の選手にはなる。
だが正直、誰が優勝するのかは全く見当がつかない。
IFBBPROともなってくると、誰が優勝してもおかしくないくらい全員が”とてつもないカラダ”をしているため、優勝者を現時点で予想することはとても困難だ。
さらに、各選手はまだあまり減量期に入っていないため、絞った後の体をがわからない。
こうなってくると勝敗を決めるのは、「絞り」や「筋肉のハリ」などのコンディションを誰が一番ピークにもってこれるか、「ポージング」で誰が一番自分を魅力的に映せるかという2点になってくるだろう。
ただ、そこはもちろん全員プロ。最高のコンディションを持ってくるに違いない。
今大会もかなりの接戦になるだろう。
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