【2022年8月28日】 ”東京プロ”出場のフィジーク選手を大紹介!

 

2022年8月28日。

今年もこの日がやってきた。

ボディコンテストファン待望の大会。

その名も、

REVOPRO Presents Tokyo Pro Super Show

 

去年の初プロ戦に続いて、今年もFWJの公式サイトにて、東京でプロ戦が開かれることが発表された。

ご存知の通り、この大会で優勝をするとオリンピアへの出場権が与えられる。

去年のTokyo Pro Super Show(以下、東京プロという)では、オリンピアへの出場権をかけて大人気の日本人プロ選手が激突し、大いに盛り上がった。

そしてその激闘を制したのは、湯浅選手だった。

では今年は一体誰が激闘を制するのか。

今回も、前回大会同様に堂々たる面々が出場を表明しているため、1人ずつ紹介していこう。

 

▼結果が知りたい方はこちら

【フィジーク】TOKYO PRO 結果!カネキンが悲願の優勝!コメント全文

 



 

1, 金子駿

まず1人目に紹介するのは、大人気筋肉ユーチューバー「カネキン」こと金子駿選手。
フィットネス界で最も有名な人物の1人だ。

筋トレをしている人でこの人を知らない人などいないだろう。

去年の東京プロでは出場を表明していたものの、新型コロナウイルスに感染し出場を逃した。
それゆえに今大会にかける想いは誰よりも強い。

さらにカネキンが日本の大会に出場するのはなんと3年ぶり。近年は海外での活動が多かったため、日本で彼を観れるのが楽しみだ。

そんな彼は、先日アトランタでのプロ戦とシカゴでのプロ戦を終えたばかりだ。
アトランタプロでは悔しくもTOP10入りできずに終わってしまったが、シカゴプロでは何と6位に入賞するという快挙を達成した。
これは、日本人が世界で通用すると証明された瞬間だった。

そんな彼の特徴はバランスの良いカラダ。
サイズが少し足りないのが弱点と言われていたがそれも克服されつつある。

そんな彼がどのようなステージングを見せてくれるのか、楽しみだ。

Instagram:@kanekinfitness

 

2, 小池友仁

続いて紹介するのは、こちらも大人気ユーチューバーでフィットネス界で知らぬ人はいないほどの有名選手、「JIN」こと小池友仁選手。

筋トレ系YouTube黎明期からYouTuberとして活動しており、現在に至るまでフィットネス界を盛り上げてきた。

そんな小池選手は、同じ時期からYouTuberとして活動しているカネキンとの比較をされることも多く、今回の大会では2人がどんな戦いをするのか注目されている。
彼は今大会の出場にあたり、「カネキンをぶっ倒す」という動画を出しており、モチベーションは最高潮。

少し前まで格闘技系の企画が多かったYouTube動画も今ではかなりフィジーク仕様になり、その本気度がうかがえる。

小池選手の今の目標は、「オリンピアに出場して優勝をすること」で、今大会に出場するのはその目標への第一歩。
まずはカネキンを倒すところから始まりそうだ。

そして、彼の強みは、なんと言っても「胸の厚み」と「筋肉の大きさ」。
最近では、弱点だった背中も克服してきているため、その怪物的な彼の胸の厚みとウエストのシェイプはメンズフィジークのレジェンド、”ジェレミーブエンディア”を彷彿とさせる。

youtubeの中でも小池選手は「コンディションはオフなのに過去一良い」と語っているため、ステージ上でどんな肉体を披露してくれるのかがとても楽しみだ。

Instagram:@jin.xeno



3, 湯浅幸大

続いては、「キング湯浅」こと湯浅幸広選手。
彼は去年、小池選手や廣川選手、佐藤選手など強豪ぞろいの東京プロを制しており、オリンピアに唯一出場した日本人。今日本で最も強い選手と言っても過言ではないだろう。

そんな彼の特徴は、「サイズ」「アウトライン」「カット」そのすべてが最上級であること。そして、何よりバランスが良く弱点がない。
さすがは前回大会の覇者だ。

そしてもう一つ。

彼は自分の体のこと誰よりもわかっている。
それゆえに、ポージングがとても上手い。

身長としては他の選手と比べても低い部類に入るが、自分を大きく見せるポージングが得意なため、ステージではかなり大きく見える。
肩幅もかなり広く見えるし、ウエストのVシェイプやアウトラインもかなり強調されるポージングができているため、他の選手と比べても一際目立つステージングを見せてくれる。

前回大会の覇者、湯浅選手が今年はどんなステージングを見せてくれるのか今から楽しみだ。

Instagram:@kingyuasa

 

4, 竹本直人

日本人で初めてIFBBPROになった人物「竹本直人」選手。

彼も今回の東京プロに参戦することを表明した。

彼がプロになったのは2018年の「オリンピアアマチュアラスベガス2018」。

この大会は、小池選手・湯浅選手を始めとする多くの日本人選手が出場していたが、その中で日本人トップの成績である「オーバーオール2位」でプロカードを取得した。

そんな彼の強さは日本人離れしたパワフルな体だ。

竹本選手は身長180cmを超えで、筋肉のサイズも大きいため、ステージ上で強い存在感を放ち、審査員・観客を魅了する。

フィジークというより、ボディビルのような力強さに近いかもしれない。

しかし、それゆえにメンズフィジークに必要な「シェイプ」や「スマートさ」が、若干物足りなくなってしまっている。

ただその弱点も年々改善されているため、今年どんな体を見せてくれるのか楽しみだ。

Instagram:@naoto_tkz



5, 田口純平

こちらも日本人で最も早くIFBBPROになった男「田口純平」選手。

彼も4月29日にInstagramにて、正式にオリンピアクオリファイに出場することを発表した。

田口選手といえば「ナチュラルアスリート」。
つまりは「ステロイドを使わずにナチュラルボディで大会に挑んでいること」を公言している選手である。

基本的に誰がどのようにステロイドを使っているのかについてはタブーとなっているが、その中でも田口選手はナチュラルボディを公言し大会に挑んでいるとあって、同じくナチュラルボディのトレーニーから高い支持を得ている。

最近ではナチュラルボディを公言している長谷川選手がIFBBPROカードを取得し話題になったが、彼の時がプロカードを取得した時もかなりの話題になった。

そんな彼の強みは「フロント」。
大胸筋をはじめとするフロントの筋肉が他の部位よりも発達しており、また腹直筋の形もとても美しいため、フロントポーズでの評価がかなり高い。

フィジークにおいてフロントの評価はかなり大きいため、田口選手は高い成績を残すだろう。

そして何よりも田口選手はまだ若い。
若さゆえの大きな成長が今大会でも見られるのが楽しみだ。

Instagram:@junpei_taguchi_ifbbpro

 

6, 佐藤正悟

2020年、エドワード加藤選手、廣川翔一選手、石本ファルーク選手など名だたる日本人選手が出場する中、見事オーバーオールで優勝しプロカードを取得した「佐藤正悟」選手。

彼も東京プロに出場することを発表した。

彼自身、もう40歳を超えており決して若くはない。
しかし40代とは思えない力強い体、そして若い選手にはないオトナの余裕とカッコよさがステージ上によく現れる魅力ある選手だ。

彼の強みはなんと言っても、バランス良いカラダである。

2020年のプロクオリファイでは、他の選手のカラダもかなり力強くオーバーオールに出場した選手、佐藤選手のバランスの良いカラダが高く評価され優勝。
この大会を観戦に来ていた金子選手をはじめとする多くの選手が口を揃えて「佐藤選手はバランスが良かった。弱みのないカラダだった。」と話している。

2014年のベストボディから活躍を続け、ここまで数々のタイトルを獲得してきた佐藤選手の「非の打ちどころのないカラダ」が今回どのような進化をみせ、またどのような評価を受けるのか今から楽しみだ。

Instagram:@shogosato1231



7, エドワード加藤

まだ記憶に新しい、2021年5月22日に開催された”EVOLGEAR HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC”で優勝しプロカードを取得したエドワード加藤選手。

そんな彼も自身のインスタグラムにてオリンピアクオリファイに出場することを表明した。

エドワード加藤選手は、トレーニーから絶大な支持を集めるフィットネスアパレルブランド”LÝFT”をプロデュースしており、自身もフィットネスモデルとして活躍していることからフィットネス界ではかなり有名。

そんなエドワード選手の強みはなんと言っても「三角筋」と「アウトライン」、そして「究極の絞り」である。
自身でも強みは肩とアウトライン、そして絞りだと話しているため、そこをいかにアピールできるかが勝負になってくるだろう。

しかし、長年の弱みであった「ミッドセクション(腹筋)」そして「胸の厚み」も近年急激に成長していることから、今大会でもかなりの成績を挙げることが予想できる。

「肩」と「アウトライン」と「絞り」だけでなく、弱点であった「ミッドセクション」と「胸の厚み」を克服したエドワード選手は、当日どんなステージングを見せてくれるのだろうか。

Instagram:@edward_kato_fitness_jp

 

8, 石本ファルーク

石本ファルークは、小池選手と同じチームに所属しており、昨年(2021年)のFWJアマチュアオリンピアジャパンでプロになったばかり。

しかし、プロになった次の日に行われた自身初のプロ戦ではトップ選手たちを退け準優勝を果たすという衝撃的なデビューを飾った。
プロデビュー戦でいきなり準優勝を勝ち取ったことには、多くの人が驚いただろう。

それからさらに体は成長し、今では日本人で最も強いフィジーカーとして名を連ねるようになった。

そんな彼の強みは、「ウエストの細さ」と「筋肉の大きさ」だ。
そのため、ウエストと胸周りとよギャップがかなり生まれ、綺麗な逆三角形となっている。

彼が今大会でどんな体を見せてくれるのか、気になるところだ。

Instagram:@ifbbpro_farouq_ishimoto



9, 廣川翔一選手

廣川選手もフィットネス界でかなり有名な選手の1人。
そして前回の東京プロでは湯浅選手に次いで、2位に輝いている日本屈指のフィジーカーだ。

彼の体はTシェイプ(ハイラット)と呼ばれる骨格をしており、「日本版ジェレミーブエンディア(メンズフィジークの世界チャンピオンで、Tシェイプの持ち主)」と言われている。

そしてもちろん、日本版ジェレミーと言われるのはただ骨格が似ているだけではなく、その肉体が、ジェレミーに劣っていないというのが大きい。とても力強くて美しいのだ。
そんな彼の強敵となるのは、おなじくTシェイプの持ち主である、小池選手(JIN)だ。

お互いに意識しているのかはわからないが、ステージに立ったらイヤでも比較されるだろう。
そんな2人の戦いにも注目したい。

そして何より、前回大会で湯浅選手に僅差で敗れてしまったため、今大会でその雪辱を果たせるのかが見ものだ。

Instagram:@sho.hirokawa



優勝は誰の手に?

今大会は日本人のメンズフィジークトップ選手が集まるため、ここで勝った人は事実上日本人トップのフィジーカーとなる。
つまりこの大会は、「日本人フィジーカー1位を決める大会」と言えるだろう。

だが正直、誰が優勝するのかは全く見当がつかない。

IFBBPROともなってくると、誰が優勝してもおかしくないくらい全員がとてつもないカラダをしているため、優勝者を 現時点で予想することはとても困難だ。

さらに、各選手はまだあまり減量期に入っていないため、絞った後の体をがわからない。
こうなってくると勝敗を決めるのは、「絞り」や「筋肉のハリ」などのコンディションを誰が一番ピークにもってこれるか、「ポージング」で誰が一番自分を魅力的に映せるかという2点になってくるだろう。

ただ、そこはもちろん全員プロ。最高のコンディションを持ってくるに違いない。

今大会もかなりの接戦になるだろう。

 

▼結果はこちら

【フィジーク】TOKYO PRO 結果!カネキンが悲願の優勝!コメント全文

 

文・編集:月刊 MEN’s PHYSIQUE 編集部 (@gekkan_mensphysique)

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