最近巷でよく耳にする、
「IFBBPRO(アイエフビービープロ)」
って何?
そんな疑問を持っている人は多いだろう。
今回はそんな人のために、IFBBプロについて徹底的に解説していく。
それでは行ってみよう!
IFBBPROとは?
IFBBPRO(IFBBプロ)とは、IFBBというボディコンテスト団体のプロリーグで活躍する選手のこと。
つまりはボディコンテストのプロ選手ということだ。
International Federation of BodyBuilding and Fitnessの頭文字を取ったもの。
日本語で「国際ボディビルディング・フィットネス連盟」と言い、世界で1番大きいボディコンテスト団体として知られている。
IFBBPROリーグとアマチュアリーグの違い
IFBBという団体では、プロとアマチュアの違いがかなり大きい。
大きく3つある。
- 規模
- レベル
- 賞金
それぞれについて説明していこう。
1, 規模
IFBBプロリーグとアマチュアリーグでは規模が全然違う。
アマチュアリーグは世界各国でたくさんのコンテストが行われており、基本的には国内の選手が出るようになっている。
言ってしまえば地方大会だ。
それに対してプロリーグは、いろんな国で行われるものの数は少なく、各国で1〜2回開催される程度。
しかも、国内外からたくさんの選手が出場するため、コンテストの規模が大きくなる。
テレビが入ることもしばしば。
観客数も多く、1000人以上入ることザラにあったりなどかなり規模が大きい。
2, レベル
アマチュアは、かなり体の出来上がった選手もいるが、多くの選手はまだそこまで出来上がっておらず発展途上の場合が多い。
さらに、コンテストに初参加の人もいて、大会のレベルは低くなりがちだ。
しかしプロリーグになると、全員がアマチュア大会で上位1%に入るレベルの超ゴリマッチョのため、選手のレベルが本当に高い。
普通の人が見たら、誰が良い体かわからずみんな「ゴリマッチョじゃん」となることだろう。
3, 賞金
基本的にアマチュアの大会では優勝しようが入賞しようが賞金が出ることはない。
あくまでもトロフィーと優勝や入賞をしたという名誉がもらえるだけだ。
しかしプロは違う。
プロの選手になると賞金が出るようになり、その優勝賞金は2000〜3000万円にもなる。
とはいえボディメイクはとてもお金がかかるため、それだけでは全然お金が足りなかったりする。
そのためプロ選手はその知名度を活かし、企業とスポンサー契約をしていることがほとんどだ。
しかし、プロ選手になるとスポンサー料や案件などの額が桁違いに上がるため、アマチュアとは比べ物にならない収入を得ることができるようになる。
プロリーグに入るためには?
プロにならないとプロリーグにはもちろん出場できない。
ではどのようにすればプロリーグに出場できるようになるのか?
プロクォリファイアで優勝する
プロになるには、IFBBプロクォリファイアと呼ばれる特別な大会で優勝、または入賞する必要がある。(大会によって条件は異なる)
しかしこの大会、プロを目指すアマチュアのトップ選手が集まるためレベルがめちゃくちゃ高い。
アマチュア大会で何度も優勝しているような選手がこぞって出場するため、プロリーグと遜色ないレベルだ。
そこで優勝または入賞することができれば晴れてプロ。
優勝するのは簡単じゃないが、優勝できれば今後プロリーグへの出場権が与えられる。
それと同時に、アマチュアの大会に出場できなくなる。
もう上を目指すほか道はなくなるのだ。
日本のおもなIFBBPRO選手
日本にもIFBBPROはいる。
そんなに多くはないが最近増えてきているため、ここで紹介していこう。
山岸秀匡
ビッグヒデの異名で知られる彼は、日本人で最も成功しているボディビルダーだ。
アーノルドクラシックという世界で2番目に大きいボディビル大会で優勝するなど実績も残しており、海外での知名度も高い。
彼を目指してボディビルを始めた人も多く、今の日本の若手選手の中には彼を目標に頑張っている選手もたくさんいるくらいだ。
ボディビルについて知りたいならまずは山岸秀匡選手について知っておくべきだろう。
児玉晋一郎
彼は日本で2番目にIFBBPROになったボディビルダー。
日本での知名度は抜群で、ボディコンテストファンで彼を知らない人はほとんどいないだろう。
海外での活躍はまだあまりないが、今後大きな活躍が期待されている。
金子駿(カネキン)
カネキンとしてYouTubeで活躍しているフィットネス系YouTuber。
ボディコンテストにあまり興味がない人でも彼を知っている人は多く、筋トレをする人から絶大な人気を得ている。
そんな彼の影響力は絶大で彼を通してボディコンテストに興味を持った人も多い
エドワード加藤
フィットネスモデル、そしてLYFTのCEOとして有名なエドワード加藤選手。
彼はベストボディの日本大会で準優勝するなどして、その実力を世間に知らしめた。
その甘いルックスと仕上がり切ったボディで、男女問わず多くのファンを魅了し続けている。
小池友仁(JIN)
フィットネス系YouTuber「JIN」として、カネキンと同じ時期からYouTubeで活躍する小池友仁選手。
彼はフィジーク選手として3番目にプロになっており、日本人選手を牽引し続けている。
とても有名で人気な選手のため、今日本でボディコンテストがここまで盛り上がっているのは、彼の力がかなり大きいだろう。
湯浅幸弘
日本のフィジーク選手の中では年長組である湯浅選手。
彼は何年も前からコンテストに出場しており、そこで力を磨いてきた実力者。
世界で1番大きな大会であり、最も出場するのが難しいと言われているMr.オリンピアにフィジーク選手として日本で最初に出場した、レジェンド。
IFBBPROはすごい
ここまで読んで「IFBBPROとは何か」がわかっていただけただろう。
IFBBPROは誰でもなれるわけではなく、尋常ではない努力が必要なのだ。
今のIFBBPROはみな、とんでもない努力をしてプロになっている。
それだけは忘れないでほしい。
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