脂質制限ダイエットで痩せないのはなぜ?原因を解説!

 

脂質制限ダイエットをしているのになぜか痩せない…」
最初は痩せたのにそこから痩せなくなった…」

それらには必ず原因があります。

という事で今回は脂質制限をしているのに痩せない原因について徹底的に解説していきます。

 

脂質制限ダイエットとは

脂質制限ダイエットとは食事における脂質(脂肪分)の量を制限することでカロリーをおさえ、体重を減らしていくダイエット法です。

近年、日本人の食事の洋食化が進むことで脂肪の摂取量が増えてハイカロリーな食事になってしまいました。

そこで脂質の摂取量を制限することでカロリーを減らしていこうと生まれたのが脂質制限ダイエットです。

POINT

脂質は他の栄養素(糖質・タンパク質)よりもカロリーが高く、1gあたりのカロリーが9kcalにもなる。(糖質とタンパク質は4g)
そのため脂質の摂取量を抑えるだけで大幅にカロリーをカットすることができるのだ。

 

具体的な方法として、脂質の量を「体重×1g」以下まで抑えるのがもっとも一般的。

脂質は肉や魚、卵やナッツ類、そのほかファストフードや加工食品など、さまざまな食品に含まれているのでしっかりと脂質制限を行っていくとなるとなかなか大変です。
しかし、うまくできれば体重が大きく減っていくダイエット法としても知られています。



脂質制限ダイエットで痩せない原因

前述した通り、脂質制限ダイエットはしっかりと行えばちゃんと痩せられるダイエット法です。

ではどうして痩せないのか、その原因徹底究明していきましょう。

 

1, 脂質制限が出来ていない

繰り返しになりますが、脂質というのはさまざまな食品に含まれています。

肉や油を使った料理を食べていないから大丈夫だと思っていても、脂質が含まれているのはそれらだけではないので安心はできません。

 

・こんな食材に注意!

例えばサバやサンマ、イワシといった青魚

青魚にはタンパク質が多く含まれていますが、脂質もとても多いです。

「青魚は健康に良い」と言われるので積極的に食べるようにしているかもしれませんが、脂質制限においては基本的にあまり食べない方が良いでしょう。

また、アボカドナッツ類などにも多く含まれています。

アボカドは森のバターと言われるほどの脂質量ですし、ナッツは約半分が脂質でできています。

そのほか気をつけて欲しいのは、豆乳や納豆・豆腐などの大豆製品や、チーズや牛乳などの乳製品

このあたりは一般的にヘルシーと思われていますが、脂質が多いです。
なので、気付かぬうちに脂質を摂ってしまう原因になります。。

もし知らずのうちに食べているものがあったら控えるようにしてみましょう。

 

2, カロリーオーバー

そもそも、体重が落ちる原理はカロリーにあります。

基本的に体重は「消費カロリーが摂取カロリーを上回ったときに落ちる」という仕組みになっています。
そのため、脂質制限していても消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが多いと痩せることはありません。

脂質制限で痩せないという方は、まずはカロリーを計算してみるのが良いと思います。
カロリーオーバーしていた場合は、食事内容の見直す必要があるでしょう。

POINT

消費カロリーはkeisanというサイトを使うと簡単に計算できるぞ。
摂取カロリーはmyfitnesspalというアプリを使うと管理が簡単だ。

 

3, 基礎代謝が落ちている

体重を落とすということは、体をエネルギーが足りない状態にするということ。

しかしずっとその状態でいると、カラダが餓死を危惧して代謝を落とし始めてしまいます
(代謝を落とせば使うエネルギーが少なくて済み、餓死する可能性が下がるため。)

そうするといつもと同じカロリーを摂取していても体重が落ちなくなってしまうのです。

 

・体重が落ちると代謝が落ちる

もう一つ。体重というのは軽くなると代謝が落ちてしまうということがあります。

これは車で考えるとわかりやすいです。

車というのは積んでいる荷物が多ければ多いほど燃費が悪くなり、より多くガソリンを消費します。
反対に、積んでいる荷物が少ないと燃費が良くなりあまりガソリンを消費しなくなります。

人間の体もこれと同じです。
体重が多ければ多いほど燃費が悪くなり、より多くカロリーを消費し、
体重が少なければ燃費が良くなり、カロリーの消費量が少なくなります。

つまりは、代謝が落ちるということなのです。

 

筋トレと摂取カロリーを減らすことで打破

これらを打破するために必要なのは、筋トレをすること。

筋トレをすれば基礎代謝を上げることができます。
有酸素運動に比べると消費カロリーは少なくなってしまいますが、基礎代謝の減少を抑えられるので長いスパンで見た時のリターンは大きいです。

そして摂取カロリーを減らすことも大切。

筋トレをいくらしてもダイエット中は筋肉を大きくつけるのが難しいです。
なので体重が落ちなくなったら摂取カロリーを減らしていくことも必要。

筋トレで代謝を上げつつ、カロリーを減らすという双方向からのアプローチで痩せるようになるでしょう。

 

チートデイはアリ?

下がった基礎代謝を上げる方法としてチートデイというやり方もあります。

チートデイとは?

1日だけカロリーを多く摂ることで、カラダに「これだけカロリーがあるなら餓死はしない」と思わせ、落ちた代謝を元に戻すこと。
チートデイでは消費カロリーの倍程度取るのが一般的。

ダイエット中に1日だけ食べ物をたくさん食べられるとあって、チートデイが好きな人はとても多い。

 

しかしチートデイはしかるべきタイミングでうまく取り入れないと期待した効果が得られません。

もっと言えば、体重を大きく落とすまでは代謝はあまり落ちないので、ダイエット序盤でチートデイを入れても効果がない可能性が高いです。

POINT

近年では、チートデイはあまり効果がないと言われることが多く、取り入れられないことが多い。
ただし、ダイエット中にチートデイがあることで頑張れるという人もいるので、モチベーションを維持するために取り入れるのはアリ!

 

4, 生活習慣の乱れ

体を変えていく上で大切なのは、食事・睡眠・運動の3つ。

この3つのどれが欠けても体は変わっていかなくなってしまうため、全てがしっかりとできているかを再確認しましょう。

 

睡眠がとくに重要

おそらく、脂質制限をしている人の中には食事と運動に関しては気をつけているという人は多いです。
しかし、睡眠を改善するのはなかなかできていないのではないでしょうか。

睡眠が悪いとホルモンバランスが崩れて食欲が強くなったり、食べたものが脂肪になりやすくなったりします。

これを防ぐためにも睡眠をよくするのは重要なのです。

正しい睡眠方法については以下の記事を参考にしてみてください。

筋肉をつけるための睡眠と謳っていますがこれは脂肪を付けないための睡眠法にもなっているので、この記事の通りにやれば太りにくく痩せやすいカラダになるでしょう。

最も”筋肥大”する睡眠方法は?筋肉を大きくするための睡眠法を解説!

 

5, 一時的に停滞しているだけ

体重というのはダイエット中ずっと同じペースで落ちていくわけではなく、上下しながら少しずつ落ちていきます。

2〜3週間ほど停滞したりすることもあれば、1週間ほど体重が増え続けてしまうことだってあるのです。

しかし安心してください。これは誰にでもあることです。

大切なのは、体重が落ちなくなった時に脂質制限を辞めないこと。
今体重が落ちていないのはただタイミングが悪いだけで、タイミングが合えば体重は落ちます。。
だからそれまではじっと耐えてください。

 

女性の場合は生理の可能性も!?

女性の場合、生理があるため体重の増減は男性よりも大きくなる傾向にあります。

とくに生理前〜生理中にかけては、ホルモンバランスが崩れ体が浮腫みやすくなるので体重は増えることがほとんど。

どれくらい体重が増えるかは人によって変わりますが、一般的には1〜2kgほど増えることが多いでしょう。

なので生理前〜生理中に体重が増えたとしてもあまり気にしなくて大丈夫です。

 

停滞から抜け出すために脂肪燃焼サプリを使うのもOK!

ダイエット中は思うように脂肪が落ちていかず停滞期に入ってしまうことがよくあります。

そして停滞期に入ると、モチベーションが低下ダしてイエットをやめてしまう人がとても多いです。
だからそうならないために、停滞期に入った時にいかに早く抜け出すかが大切になります。

そこでオススメしたいのは、脂肪燃焼サプリメントを活用して停滞期を脱出するという方法。

脂肪燃焼サプリ(ダイエットサプリ)は、飲めば勝手に痩せるという便利なものではありませんが、ダイエットしている人が飲めば脂肪の減り方が明らかに早くなったのがわかると思います。
だからダイエットを頑張っている人にこそ、ダイエットサプリは飲んで欲しいです。

中でもとくに効果があるダイエットサプリは、超本格派ジム”ゴールドジム”が開発した「アルティメットファットバーン」。

このサプリメントはその効果の高さから多くのアスリートに支持されており、今や「脂肪燃焼サプリといえばアルティメットファットバーン」といわれるくらいです。

停滞期に入ってしまい、すぐにでも抜け出したいという人は使ってみてください!

脂質の多い食品と少ない食品はどんなもの?

では、脂質の多い食品と少ない食品をそれぞれ見ていきましょう。

これを参考に食べるものを変えてみてください。

 

脂質を多く含む食品(食べない方が良い食品)

  • 主食:ラーメン、丼もの全般、
  • 肉類:牛肉、豚肉(赤身肉以外)
  • 魚介類:青魚、
  • その他:スナック菓子、洋菓子、アボカド、ファストフード、乳製品、大豆製品など、

脂質を多く含むものは上記の通り。
肉や魚などには脂質が多く含まれているものが多いので気をつけなくてはいけませんが、少量であればあまり問題はないでしょう。

スイーツなどの甘いものも脂質が高いものが多いので、あまり食べない方が良いです。

 

おすすめのスイーツ

どうしても甘いものが食べたい場合は、シンサシックスのプロテインバーがおすすめです。

審査シックスのプロテインバーは脂質が”7g”と。とても少ないのにブラックサンダーなどのチョコレート菓子のようにとても美味しい。(脂質の割合はブラックサンダーの4分の1)

しかもタンパク質が20グラムも入っているから筋肉を増やすのにも有効で、トレーナーやスポーツ選手から大人気のプロテインバーとなっています。

甘いものが食べたい人はぜひ試してみてください。味は保証します!

 

脂質をあまり含まない食品

  • 穀類:お米、オートミール、そば、うどん
  • 肉類:鶏胸肉、ささみ、豚赤身肉、牛赤身肉、馬肉
  • 魚介類:マグロ、カツオ、白身魚、イカ、タコ、甲殻類
  • 野菜類:野菜全般(アボカドは除く)
  • 海藻類:海藻全般
  • キノコ類:キノコ類全般

脂質制限ではここに書いてある食品を食べるようにすれば問題ありません。

糖質制限と違い、炭水化物類は基本的に食べて良いため炭水化物が好きだという人にとってはとても嬉しいのではないでしょうか。

また、脂質制限では料理で使う油の量も制限しなくてはいけません。
ヘルシーだと思って野菜炒めを作っても、使う油の量が多いのでは意味はなくなってしまいます。
小さなことかもしれませんがすごく大切なので意識してみましょう。

 

これをみて脂質制限を行なおう

脂質制限でどのようなものを食べれば良いのかを詳しくまとめたものがあります。

下記に載せておくので、こちらを参考に頑張ってみてください!

脂質制限用食材一覧表

 

脂質制限ダイエットは無理なく行おう

脂質制限で痩せられないという人は、気付かないところに原因があるかもしれません。

正しく脂質制限を行えれば痩せられるだけでなく健康にも良い影響があり、肌ツヤもよくなります。

まず何よりも大事なのは続けていくことなので、すぐに成果が出なくても1ヶ月くらいは続けてみてください。

きっと良い成果は出てくるはずです!

 

 

文・編集:月刊 MEN’s PHYSIQUE 編集部 (@gekkan_mensphysique)

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